互いに同じルートを通る時の歩数差を、高速でカウントする技術
持ち時間が少ない時に非常に有効。
下記の試合を見て、歩数差(有利マス数)をすぐに答えられるだろうか
※次は白手番、白は上部がゴール
ちなみに正解は「白が3手分有利」となる
これは「相手のゴールマス」からの「自分のいるマス」までの距離を比較すれば容易に計算できる。
何故なら、同じルートを通るのであれば「相手のゴール地点=自分のスタート地点」と考える事ができ
そこから「どれくらい進んでいるのか」を比較すれば、進捗状況が判明する為である。
背面のマス数を数えることから「背面カウンティング」と呼んでいる。
上記は背面カウンティングを図示したもの
図を見てもらえば分かるように、白は4マス、黒は2マス進んでいる。
つまり4-2で白が2手分有利と言える。
更に次が白手番の為、1手分加えると、結果「白が3手分有利」となる。
以下は応用例(全て次が白手番)
棋譜コード:iM1ELLvib3MZJQza+4Hw上記は白が1マス、黒が-3マス進んでいると考えられ、更に白手番の為 白は 1-(-3)+1= 5手分有利となる棋譜コード:ijxSF6rLh/VFNWjYwStcEIQ
上記は白が2マス進んでいる 黒は2マス進んだあと、2マス余計に戻ったと考えることが出来る 更に白手番である 白は 2-(2-2)+1= 3手分有利となる