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終盤テクニック

上級者どうしになると1手の差が大きく勝敗を左右することが多い.そこで終盤テクニックをいくつか紹介する.

またこのページを見る前に終盤の基本的な考え方を見ておくとよい.

初級編

ウイニングロードを作る

ウイニングロードを作るのには必ずしも道を1つに決めなくてもよい.相手が防御ができなくなってしまえばそれはウイニングロードなのである.

成功例①

棋譜コード:3pwyWthIJi8UoGwB/w

成功例②

棋譜コード:4pwmGiB1Mlz4iEtwHwBtg

成功例③

棋譜コード:2pwmGh3Im4iEoHQBvg

上級編

最終盤のギャップ

まず以下のような終盤図があったとする.状況は2つの方向を残されており,近いほうが2手,遠いほうが3手である.一方相手はルートが確定しており,3手でゴールする.

棋譜コード:4pVgAk2IpyMaZuWiqz0wyXP0IwA

無難に進んでいくと次のようになる.

棋譜コード:4pVgAk2IpyMaZuWiqz0wyXP0IwIK/YmRk

左のほうを目指しても・・・

棋譜コード:4pVgAk2IpyMaZuWiqz0wyXP0IwIYmu2Rk

しかしここでは妙手が存在する.

棋譜コード:4pVgAk2IpyMaZuWiqz0wyXP0IwB/w

右側にギャップを作ることで白が必勝となる.

棋譜コード:4pVgAk2IpzMa/ZuWiqz0wyXH8JAEIkA

右のルートを塞いでも今度は左から抜けることができる.

棋譜コード:4pVgAk2IpzMa/ZuWiqz0wyXH8JAG9mJkA

このパターンは相手の板が1枚かつ,遠いルートの手数と相手の手数が同じ時に成立する.