BGA上級者の間で猛威を振るっている戦略。
一見すると初心者のやりがちな誤った戦略だが、
相手の戦略を支配出来る上に、相手の出方を見て柔軟に方針を変えられる優秀な戦略。
ただし定石と呼ぶには非常に自由度が高く、コリドールの地力が問われる上級者向け戦略。
超攻撃型から対応型まで豊富なバリエーションが存在。
知らないまま戦うと敗因が全く見えてこない、いわゆる分からん殺し。
仮説)前置きには前置きで受けないと対応が非常に難しい→あえて受けて板を消費させるのもアリか?
ターン9の黒手番の前置きに対し、ターン10で白手番はVa1〜Vd1に置く事で遠回りさせられない。
相手を遠回りさせる為のスペースを開けておく為にVc1又はvd2が適当。
ターン14では遠回りのリスクを避ける為にHa2に板を置いた。
一見猶予がありそうな為、前置きを放置された結果、最強を受けることが無くなる良い例。
背後の形も可能性が残るため良い。