#author("2018-04-19T03:14:00+09:00","default:testusr","testusr")
*最速の2段 [#ued1bc38]
最速で自ら2段(Hf2、Hh2)と置く戦略。~
BGAの現環境ではほぼ最強の戦略。~

筆者及び筆者の知人がこの戦略で常勝を重ねた結果、~
現在ではBGAの上位プレイヤーはほぼこの戦略を使用することになってしまった。

あまりにも強力である為、本当は伏せておきたかった戦略であるが、~
今後の発展(対策発見)を願い、詳細を公開することにした。


#contents


**注意点 [#d0ac90df]
この戦略は…~
-[[シラー氏]]の考え方
-[[中央縦置き(aley氏の戦略)>戦略研究#s5bf0ad9]]~
-[[前置きカウンター戦略>前置き#n23cbb16]]~
-[[ギャップ]](フェンスの残り残数バランスを考えること)~

が重要であり戦略自体で圧勝出来るものではありません。~
しかしながら理解した人が使用すれば極めて高い勝率を達成できると考えられます。

※後手では不利な形になる可能性がある為、現状、先手のみで使用推奨(仮説)

**基本形 [#m3981c24]
#quodiv(QFBI1I8)

**由来 [#o3588200]
BGAプレイ中にボードをクリックをする際に誤って、~
前進ではなく目の前にフェンスを置いてスタートしてしまうプレイヤーが何名もいるが、~
そのミスをした側のプレイヤーが勝っているケースがいくらか散見された。~

#quodiv(QBhA)
 よくあるミスの例

これを検証していった結果、この「ミス」は非常に攻守共にバランスが良く、~
応用の効く戦略であることが判明した。~
そして、より効率よくしたのがこの形である。

**システム [#gaa6d21c]
この戦略の強力な点は2点ある。~
1つ目は「戻るリスクが限りなく低い」~
2つ目は「相手をほぼ遠回りさせるルートが構築できる」
という点だ。

***戻るリスクが限りなく低い [#u16e91e5]
下記を見て欲しい。~
これは最速2の段を実行した後に、目の前に板を追加されたケースである。

#quodiv(hrojTwEsMsBw)
 一見Hd2に板を置かれて不利である

ところが、これは非常に有利な展開となる。~

何故なら、相手は1枚を使用することで確かに遠回りさせる事が出来るが、~
実際には「相手のゴールまでの道のり」も遠くなっている為である。~
つまり効率の悪い板の置き方に過ぎない。

また、こちらが右へ戻るリスクもほぼゼロであるため、恐れる必要は無い。

***相手をほぼ遠回りさせるルートが構築できる [#pa2356c5]
一方的に攻撃を受けている為、ここから勝利するのは難しそうに見える。~
しかしながら下記の展開、つまり相手が4マス目まで到達してからの~
縦置きが非常に強力である。


相手がさらに前に出た場合は…
#quodiv(hrEjTxjAGMCA)

相手が横に移動した場合は…
#quodiv(xrojTwAE8BgEZk4g)

相手が背面に板を置いた場合は…
#quodiv(xrojTwAE8BgGtOvsnKXb)

相手が背面vgに板を置いた場合は…
#quodiv(xrojTwAE8BgKsuuwrLSutwlNs)

とするのが善手。この展開は~
[[中央縦置き(aley氏の戦略)>戦略研究#s5bf0ad9]]及び~
[[前置きカウンター戦略>前置き#n23cbb16]]の類似型になるので、こちらを参考にして頂きたい。

**例外対策 [#i5ca8e10]
***ギャップされた場合 [#nc9955e7]
#quodiv(hsMTRGAT0YBg)
#quodiv(xsMTQAT88BQD1knw)
どちらかが有効である(仮説)

**対抗手段 [#v087320c]
ミラーリング(左右上下対称)が上手く決まれば、~
後手がジャンプすることが出来、1歩有利で勝利するか?(仮説)
#quodiv(QIBI2yj7AE)