背面置き

最もスタンダードな戦略。

「自分の後ろに置いた板は自分の邪魔にはなりにくいが、相手の妨害は出来る」
を文字通り行う戦略。

2の形

基本

棋譜コード:QHBASMSK

メリット

  • 3の形より先に用意出来る
  • 1枚でシラー氏の防御が可能

デメリット

  • 終盤に相手を遠回りさせるスペースが少ない
  • フィールド中央での攻防では手前で対応する事になる為、手前の不利な位置に出口を作られやすい

3の形

基本

棋譜コード:QJBAQElKuS

メリット

  • 終盤に相手を遠回りさせるスペースが多い
  • 前線を押し上げられるのでフィールド中央での攻防で有利な位置に出口を作りやすい

デメリット

  • シラー氏の防御に板が2枚必要
  • 2の形より完成が遅い

3の形亜種(通称:vg)

基本

棋譜コード:QJBAQElayX

メリット

  • 早めに背面片方を閉じられる為、回される可能性が激減する

対策

ギャップを作ることで背面置きの防御力を下げる&完成を遅らせる事が出来る

棋譜コード:QOBAQElKuu7JLtlrU
棋譜コード:z7EAAIBwPlKvtkdOlw+zj3o781+/N
背面→互いにギャップの試合例。
12ターン目:先手がVd3半ずらし縦→シラーを行う事で非常に勝率が高い(気がする)

↓と思っていたが……

棋譜コード:z7EVEDTjtNGWsbGMEAB1g
こうなると後手が優勢。
背面置きは最善手を尽くした際、後手が必勝の可能性があるか?